2013年06月01日

田屋遺跡発掘調査(その1)

私が生まれて育った和歌山市田屋は、昭和34年4月1日に海草郡紀伊村田屋から和歌山市に合併されました。
今回の宅地造成により遺跡が発掘されたことに大変興味が湧きました。

田屋遺跡発掘調査(その1)

コミセンの図書室で湯川先生の「紀伊の里あれこれ歴史のこぼれ話」の本に出合いました。その本によると
田屋むらの誕生は、2000年以上も前の縄文時代晩期から弥生時代前期の頃だそうです。
ビックリ仰天です!そんなに古い時代から田屋は存在していたのかとなんだかうれしくなりました。

紀の川の微高地に上地に住む人が田作りに通い、そのうちに小屋を建て道具や収穫した稲穂を置くようになりました。   この小屋を「田屋」といい田が広がるにつれ「田屋」が増え、人々はやがて通うよりは住み着いたほうが便利だと竪穴住居を建て住み着いたのが田屋むらの起源だそうです。

古墳時代前期にむらが廃絶し、中期(1500年)にまたむらの活動が始まったそうです。
今回発掘されたのはまさにこの時期の竪穴住居跡だそうです。

発掘調査風景

  田屋遺跡発掘調査(その1)

                        田屋遺跡発掘調査(その1)

     田屋遺跡発掘調査(その1)      田屋遺跡発掘調査(その1)

発掘道具

        田屋遺跡発掘調査(その1)

明日6月2日
田屋遺跡発掘調査現地で現地説明会が開催されます。
大変楽しみです。

    田屋遺跡発掘調査(その1)




Posted by 文ちゃん at 23:50│Comments(0)
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