2013年06月05日

田屋遺跡発掘調査(その2)

6月2日の日曜日の午後1時半から和歌山市教育委員会の現地説明会が開催されました。
その資料から

  

主な遺構は、竪穴建物41棟、掘立柱建物1棟、流路2条主な時代は、古墳時代中期だそうです。
今回みつかった竪穴建物は、良好な状態で残っていたものが多く、柱穴、竪穴壁の崩落を防ぐ板材の痕跡、室内を仕切る仕切り板の痕跡やベット状遺構、カマドや炉、貯蔵穴等が検出されたそうです。

集落を区切る流路も検出され集落の立地が明らかになったようです。

  

現在も調査中ですがと市の担当者が遺跡に番号を付け一つ一つ丁寧に説明をしてくれました。

  

     

   

   
  
       4つの角穴、かべに板材が並んでいた。
       柱穴が4つある。
       南東の角に貯蔵穴が出てきている。
       カマドのあともあり建物の中央にあったようです。

 ⑨の配列後⑧が作られた
 室内を仕切るカベあとが出ている

  


  


Posted by 文ちゃん at 23:17Comments(0)